tobiraya BLOG

豆本の扉やブログ http://www.tobiraya.net/blog/

2005年09月16日(金)

かわいい豆本発見! [豆本製本]

●Little☆Pine(リトルパイン)コマツミキ
http://www.56nyan.com/shop/60/60001/60001_5.htm

↑こちらのサイトにある、「猫辞典」という豆本を検索していて見つけました。おお、かわいい!

工芸品としての豆本も美しくて大好きですが、帯がついていたり、本物の実用書っぽかったりする「ミニチュア」としても成功している豆本もとっても魅力的です。本と親しくなれる気がします。
やさぐれ書房(http://yasagurebooks.fc2web.com/)さんの豆本にも、そういう魅力があると思います。

ワタシも、持っているだけでうれしい、中を読んでも楽しい、という素敵な作品をめざしてやっていこう!と思いつつ。


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2005年08月14日(日)

完成豆本一号 [豆本製本]

画像(180x145)・拡大画像(200x162)

一応完成してはいたのですが装丁や奥付、見返し用紙などいくつか変更して、改めてできあがりです。表紙は、皮調の紙(というのがあるのです。意外と扱いやすかった)と製本クロスのコンビ。冒険する話なので、カバンのような雰囲気・色にしてみたかったのです。

表紙ラベルは窓辺のがまぴょん。なるべく単純にしました。わかりづらいかもしれませんが、木のシルエットに「ホットペン」で金色のシート(金箔ではナイ…)を圧着して木の実のような感じにしています。

●そのほかの簡単なデータはこちら。
タイトル:「がまぴょん」
内容:がまぐちうさぎ・がまぴょんの豆冒険絵本
大きさ:タテ58ミリ/ヨコ84ミリ 横長画面です。
ページ数:32ページ/本文24ページ(本文カラー)
本文用紙:書籍用紙(あそび紙はカラー上質紙)

●2007年6月追記 現在のサイズとは微妙に異なります。

画像(180x147)・拡大画像(200x164)

*見返し用紙はがまぴょんのシルエットを絹目の用紙にプリントしています。

予定部数:20部(なんらかの形でナンバリングしたいと思います)
予価:1000円
当日まではまだ半年ほどありますが、ぜひ手にとって見ていただければと思います。そして次々と作品をつくらねばー。


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2005年07月27日(水)

ほそぼそと製本中 [豆本製本]

画像(147x180)・拡大画像(288x352)

一気にプリントしたものを、印をつけて裁断し、一枚ずつ折ったところ。順番に並べて、冊子状に重ねていきます。

裁断する前はちょっとしかなかった紙が、冊子にすると一気にかさばります。でも、立体になってきた感じで、ちょっとうれしい。
この後、目打ちで綴じ穴をあけ、糸で綴じていきます。

・・・が外出続きでちょっと停滞中。
今日も歌舞伎、明日は岡谷(武井武雄美術館に行くのです)!
いろんなものを観るのも勉強だ!と割り切りつつも、冊子になったモノたちに心の中では「ごめん、はやく綴じるよ〜〜」と詫びる今日この頃。


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2005年07月02日(土)

表紙をつけてできあがり。 [豆本製本]

本文ができたので表紙を作ります。

表裏、2枚の表紙と背表紙の芯となる厚紙を本文のサイズに合わせてカット。表紙の紙に配置し、薄めたボンドで貼り付けます。
本のみぞのための幅や、溝なしで作りたい場合など、お好みのスタイルに合わせて各種参考書をご覧になってくださいませ。

背表紙と本文の背をボンドで合体。

見返しと表紙を薄めたのり+ボンドで合体。
見返しを表紙にバランスよく貼り付けるのが難しいです。いつもしくじるのはここ。

画像(124x140)

出来た本

できました。
しばし重たい本の下などに置き(豆本が汚れないように何かでカバーしてください)放置。忘れたころにピシッとかっこよい本ができています。後は、表紙にタイトルラベルをつければ、完成です。
というわけで、失敗を踏まえて改善しつつこの本を何冊か作ってみます。


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2005年07月01日(金)

本文完成までの道のり [豆本製本]

本文に文字を入れて印刷し、見開きごとにカット、綴じ穴もあけました。
次は、糸で綴じます。
東急ハンズで購入した製本用の綴じ糸を使ったのですが、ちょっと太すぎました。以前、豆本の教室に参加したときは「絹糸を2本取り」して綴じたのですが、その方が仕上がりが綺麗。
※糸を綴じ穴に入れる順番や、糸の後始末、遊び紙を入れる場合など、詳細は本を参照されることをおすすめします。
「自分で作る小さな本」(カラー図版多数。どれも美しく、気軽にいくつかのバリエーションの豆本を作ることができます)や「手製本を楽しむ」(豆本に限らず、”製本”について、詳細に書かれています。)など、いろいろ出ています。

画像(123x140)

綴じ終わった状態。
本文の背は糸もろともボンドをうすくのばして固めてあります。

本文の2倍の幅でカットし、中表に折った「見返し」用紙を本文裏表に貼ります。
本文のノド側に5ミリ幅くらいに水で薄めたボンドを塗り、接着します。

画像(117x140)

背以外の部分(天・地・小口)が綺麗にそろうようにカットします。
ずれないように、定規はしっかり押さえます。ちょっと緊張します。カッターを持った手には余計な力を入れず、一度で切ろうとせずに、スッスッと軽やかに手を往復させましょう。

画像(119x140)

花ギレ(背表紙と本文の間からちらりとのぞくアレ)を天地にはりつけ、その間に「寒冷紗」というガーゼのような布を貼ります。
花ギレも寒冷紗も、東急ハンズや画材店で売っています。
が、花ギレも市販品だと大きすぎるようなので、こよりと布で自作したほうが具合がよさそうです。

本文が完成し、サイズがきっちり出たのでそこから表紙・背の大きさをわり出し(こちらも参考書を参考になさってください)芯になる厚紙、表紙用の紙をサイズどおりに切っておきます。


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プロフィール

西イズミ

扉や(とびらや)

豆本と猫雑貨製作

西イズミ

http://www.tobiraya.net/
twitter : @brunnen_
インドアな本好き。猫の飼い主、豆本作家、雑貨作家、イラストレーター。
現在3冊の既刊があります。その他、猫関係のお仕事をときどき雑誌やテレビでしております。
☆「猫がよろこぶ手作りグッズ」(WAVE出版)
☆「猫との暮らしを楽しむヒント228」(河出書房新社)
☆「作ってあげたい猫の首輪」(河出書房新社)

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